株式会社ライトタッチは、シリーズAラウンドにおいて、グローバル・ブレイン株式会社、GMOインターネットグループのGMO VenturePartners株式会社を引受先とする第三者割当増資と商工組合中央金庫からの借入により、総額8億円超の資金調達を実施し、調達額は14.2億円となりました。
ライトタッチは、「すべての人をネガティブな体験から解放し、可能性を引き出す」ことをミッションに掲げ、カスタマーサポート分野に特化した法人向けSaaS事業を展開しています。
2022年3月に、問い合わせ前の顧客行動をリアルタイムに分析・検知し、ノーコーディングで適切なチャネルに誘導するWebサポートプラットフォーム「RightSupport by KARTE」を発表して以来、カスタマーサポート体験と企業内の業務フロー全体を最適化する4つのプロダクトと生成AI機能をリリースしています。
こちらもお読みください: マスターピース・グループ、AI-BPOエージェント、SaaSサービスを開始
VoC、顧客行動、企業ナレッジなど、カスタマーサポートに関連するデータを複数の製品で統合・連携し、これまでバラバラだった顧客接点やワークフローをつなげることで、カスタマーサポートにおけるより深い問題解決と価値創造を実現する複合的な戦略を採用しています。
金融業界での利用から始まった同事業は、製造業や旅行業、通信業などにも広がり、SBI証券やパナソニック、NTTドコモなどでも採用。同製品による自己解決件数は2023年比で約15倍に増加し、1日あたり約3万件の消費者トラブルを解決。
累計3.1兆円と言われるカスタマーサポート市場は、近年のジェネレーティブAIの急速な発展により、大きな変化が起き始めています。
これまで多くの企業は、"顧客からの問い合わせを待って対応する "という受動的なモデルから脱却することができませんでした。しかし、今やグローバル規模でも、受動的な顧客対応から能動的なサポートへの転換が進み、海外では「Sierra」や「Ada」に代表されるカスタマーサポート分野のテクノロジー企業がユニコーン企業に成長するなど、業界全体が大きな変革期を迎えています。
今回の資金調達を通じて ライトタッチ は、ジェネレーティブAI時代のカスタマーサポートのあるべき姿の実現を目指し、複合スタートアップとして複数の新商品の開発や、ジェネレーティブAIを活用したカスタマーサポートの新たな基幹データ基盤の開発など、さらなる事業拡大を加速してまいります。
ソース PRタイムズ