伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、複数のAIエージェントが相互に交渉・連携して複雑な業務を遂行する「マルチAIエージェント」の構築支援サービスを開始します。お客様の課題に応じて複数のAIエージェントを作成し、業務の効率化につなげます。ジェネレーティブAIを含む高度AI事業として、2026年度末までに売上高500億円を目指します。
近年、企業の業務においてジェネレーティブAIの導入・活用が進められていますが、ジェネレーティブAIを効果的に活用するためには、プロンプトの設計や業務理解など、AIのパフォーマンスを最大限に引き出す工夫が必要です。業務要件を自ら理解・判断し、複雑なタスクを進めるAIエージェントの中でも、複数のエージェントが連携してタスクを実行するマルチAIエージェントが特に注目されています。
マルチAIエージェントとは、複数のAIエージェントが連携してタスクを実行するシステムです。CTCでは、お客様の業務上の課題や要望をもとにエージェント間のインタラクションを設計し、効率的にタスクを実行できるマルチAIエージェントを開発します。AIソリューション技術を開発する株式会社サピートとの共同開発です。
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サービス開始に先立ち、マルチAIエージェントの一例として、会議の主催者と参加者のスケジュールを自動調整し、最適な会議日時を決定するスケジュール調整エージェントを開発しました。AIエージェントが主催者や参加者に代わって自律的に調整を行うことで、手作業による調整にかかる時間を大幅に削減できる見込みです。
2023年から CTC は、企業がジェネレーティブAIを活用するために必要なソリューションやサービスを組み合わせたプラットフォーム「LLMエコシステム」を提供しており、継続的なラインナップの拡充やエコパートナーとの提携を通じて、ジェネレーティブAI関連サービスの強化を図っています。
ソース PRタイムズ
