三菱 HC キャピタル株式会社は、AI データセンター向けソリューションや高度なコンピューティングプロセスを支えるコンピューティングインフラを提供する株式会社モルゲンロートと、資本業務提携契約を締結しました。.
今後、両社は本提携に基づき、GPU(Graphics Processing Unit)を企業が導入しやすくする仕組みづくりや、再生可能エネルギー事業との組み合わせによる環境に配慮したコンピューティングリソースの提供に取り組んでまいります。これにより、企業がAIを活用する際に直面するコンピューティングリソースの調達・運用の負担を軽減し、AIや高度なデータ活用をよりスムーズに行えるよう支援してまいります。.
パートナーシップの背景
近年、製造、金融、医療、エンターテインメント、小売など幅広い分野でAIの活用が加速する中、生成AIや機械学習などの高度な計算処理に高性能GPUが不可欠となっています。AIモデルの大規模化に伴い、GPUの需要急増に伴う価格高騰や供給不足、消費電力の増加や熱管理などの運用負荷が課題となっています。さらに、送電網の容量不足など電力供給の制約により、導入したGPUがフル稼働できないことも懸念されています。このような背景から、GPUを多数搭載するAIサーバには、設備投資や冷却強化、電源インフラの強化が必要であり、環境への影響や持続可能性への配慮も求められています。そのため、単にGPUを増やすのではなく、既存のコンピューティングリソースを可視化・最適化し、共有することで効率的に活用することが今後の課題です。.
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モルゲンロットは、“必要な時に必要なコンピューティングパワーにアクセスできる世界を創る ”ことをミッションとするスタートアップ企業です。企業内の既存コンピューティングリソースの可視化、管理、最適化を可能にし、コンピューティングパワーの共有を促進することで、最適なコンピューティング環境を提供することを目指しています。企業が保有するコンピューティングパワーを適切に管理し、コンピューティングパワーのシェアリングエコノミーモデルを確立することで、コンピューティングパワー不足の問題解決に取り組んでいます。.
三菱HCキャピタルは、2026~2028年度の中期経営計画において、事業戦略として「従来の手法や領域を超えた新たな価値の創造」を目指すとともに、デジタル戦略の一環としてパートナー企業との連携強化による新規事業の創出を推進しています。今回の提携もその一環です。.
パートナーシップの詳細
このパートナーシップに基づき、三菱HCキャピタルと モルゲンロート 三菱HCキャピタルは、モルゲンロットのAIデータセンター構築やGPU仮想化・可視化の技術・ノウハウと、三菱HCキャピタルの幅広い顧客基盤、安定した資金調達力、再生可能エネルギー発電事業のノウハウを融合し、企業の多様なニーズに対応したコンピューティングインフラの構築・提供に向けて協業します。.
具体的には、企業や研究機関が保有するGPUの稼働状況を可視化・最適化し、余剰な計算資源を仮想化GPUサーバで共有・レンタルするなど柔軟な提供モデルを構築することで、GPU導入時の初期投資負担や運用負荷を軽減します。さらに、三菱HCキャピタルの再生可能エネルギー事業と組み合わせることで、環境負荷低減にも配慮した持続可能なコンピューティングリソースの提供を目指します。.
さらに両社は、三菱HCキャピタルの顧客に対するコンピューティングリソースの導入・運用に関する課題を軽減し、AIやデータ活用を促進する環境づくりを長期的に支援するために協業します。具体的には、GPUを活用したAIデータセンターの自社開発支援、専用環境の構築、クラウドGPUビジネスの検討、中古GPU市場や二次利用の事業性検証などを行います。.
こうした取り組みを通じて, 三菱HCキャピタル は、デジタルインフラ領域における新たな価値の創造と事業の強化を図り、社会的課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していきます。.
本提携は、三菱HCキャピタルが運営する「イノベーション投資ファンド」を活用し、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じて、新サービスの創出や新規事業の育成を促進するものです。.
ソース PRタイムズ


