AIを活用した最先端のタンパク質工学技術プラットフォーム「aiProtein®」を提供するバイオベンチャー企業、レボルカ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辻本邦彦、以下「レボルカ社」)は、シリーズA延長資金として2億1,000万円(US$140万円)を調達しました。この資金調達により、RevolKaの希少疾患向け創薬プログラム(https://www.revolka.com/news/english/collab-en/a65)を推進し、共同提携の取り組みを支援します。今回の資金調達ラウンドは、既存投資家であるD3 LLCと東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社が共同で主導し、DEEPCORE Inc.
RevolKa社のコアテクノロジーであるaiProtein®は、非常に高性能なタンパク質を創製する、強固なAI駆動型タンパク質工学技術です。この技術プラットフォームは、パートナー企業とのコラボレーションにより、すでに多くの成果を生み出しています。
レボルカが独自に開発したaiProtein®プラットフォームは、AIによるタンパク質工学プラットフォームです。タンパク質はアミノ酸とその誘導体から構成される線状高分子であり、内部の複雑な原子間相互作用によって三次構造に折り畳まれ、生物学的機能を発揮します。タンパク質の配列、構造、機能の関係はまだ十分に理解されておらず、タンパク質の合理的な設計を制限しています。2024年にノーベル化学賞を受賞したGoogle DeepMindが開発したAlphaFoldは、タンパク質の配列と構造の関係にAI主導のソリューションを提供しました。
こちらもお読みください: 富士フイルム、新規ペプチドにがんターゲットの可能性を見出す
レボルカaiProtein®のAIエンジンは、配列と機能の関係データに基づいて学習され、所望の機能を持つタンパク質の配列を効率的に生成することができます。さらに、aiProtein®は複数の特性を同時に設計することができるため、医薬品や工業用途に適した新規かつ高機能なタンパク質を創製するための強力かつコスト効率の高いソリューションを提供します。
ソース ビジネスワイヤー