ソラコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林健、以下「ソラコム」)と丸紅株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤進、以下「丸紅」)は、ソラコムと丸紅グループの丸紅アイ・デジオ・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林健、以下「丸紅アイ・デジオ・ホールディングス」)との合弁会社設立を発表しました。本合弁会社は、日本国内においてIoT MVNOサービスを提供するとともに、世界の様々な地域や業界へIoT機能を拡大していきます。
新会社は、丸紅アイディジオ傘下のネットワークアウトソーシング会社である丸紅ネットワークソリューションズ株式会社のMVNO事業を承継し、ソラコムが51%出資する合弁会社として運営されます。
丸紅ネットワークは、日本で数社しかないフルMVNOの一つで、NTTドコモのネットワークを利用してMVNO事業を展開しています。ソラコムは、KDDIとグローバルネットワークを活用し、IoTに特化した通信サービスを世界185カ国で展開するフルMVNOです。また、自社技術によるクラウドネイティブなコネクティビティ・マネジメント・プラットフォーム(CMP)を開発。
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ソラコムは、丸紅グループとの協業により、マルチキャリアフルMVNO事業者として、様々な通信環境に対応し、より高品質なIoT通信を含むモバイルサービスを提供してまいります。また、次世代SIMやiSIMなどの最新SIM技術への対応を検討するとともに、SIM技術をSASE(Secure Access Service Edge)に応用し、モバイルワーカーにネットワークとセキュリティの統合機能を提供します。さらに、合弁パートナーは、1枚のSIMで複数の国内通信事業者プロファイルを利用できるマルチキャリアプロファイルの開発も検討しています。
新会社のサービスを起点に、DXコンサルティングやデータ分析など丸紅の子会社が持つ資産と連携することで、業種や地域を問わず、幅広いお客様の多様なニーズにお応えしていきます。
合弁会社の設立は、以下の合意に基づいています。 丸紅 そして ソラコム 2025年2月、IoT分野でグローバルに協業することを目的とした合弁会社を設立。モビリティ、農業、電力・水などのインフラ分野でさらなる国際事業展開を検討。
ソース ビジネスワイヤー