テックマトリックス株式会社 は、Scientific Toolworks, Inc.が開発したソフトウェア解析ツール「Understand 7.0」日本語版の販売を開始します。
大規模化・複雑化するソフトウェアの開発を成功させるためには、ソフトウェア構造を正確かつ迅速に理解することが不可欠です。Understandは、関数や変数、ファイルなど様々な要素の情報を詳細に分析し、開発者が詳細な情報に容易にアクセスできる環境を提供します。開発開始から10年以上経過した古いソースコードや、数百万行に及ぶ大規模なソースコードなど、扱いが難しいソースコードであればあるほど、Understandの価値は高まります。
先日リリースされた "Understand 7.0″は、マイクロソフトが提供する無償のコードエディタVisual Studio Code(VSCode)との連携機能を提供します。VSCodeマーケットプレイスからUnderstand拡張機能をVSCodeにインストールし、VSCodeからUnderstandにジャンプすると、選択したエンティティ(ファイル、関数、変数など)に関連する情報、メトリクス、グラフがVSCodeと連動して表示されます。これにより、VSCodeを使用しながらソフトウェアの構造や依存関係を明確に把握することができ、問題の迅速な特定と修正が可能になり、開発プロセスがよりスムーズになります。Java言語では、Springフレームワークの解析に加え、Bean定義やインジェクションなどのDIの依存関係の解析にも対応し、Javaの解析範囲が広がりました。また、Understand 7.0では、生成AI連携機能が導入され、Understandの解析結果を生成AIと連携し、要素(ファイル、クラス、関数など)の概要説明を生成するAI説明ジェネレータ機能(α版)が利用可能になりました。生成された説明は、Understandの情報ブラウザやアノテーションに表示されるほか、生成AIが生成した説明をグラフ表示することも可能になりました。
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Understandが従来から提供しているソフトウェア構造や依存関係の解析情報に加え、生成AIが生成する解説を参照することができ、開発・保守作業の効率化が期待できます。
ソース PRタイムズ