NECは、一般社団法人しんきん共同センターが運営し、全国230行以上の信用金庫が共有する会計システムの内部APIと連携する「NEC APIサービス for しんきん」を開発。昨年9月に福岡ひびき信用金庫でサービスを開始し、今月から全国の信用金庫で利用可能となります。行内
信金共同センターが提供する会計システムのAPIを利用することで、信用金庫は自行システムを利用して会計システムホストと取引を行うことができます。今回、会計システムの内部APIがオープン化されたことを受け、NECは内部APIとの連携に必要な汎用プラットフォームを開発し、"NEC API Service for しんきん "としてパッケージ化しました。NECは、このプラットフォームを提供することで、信用金庫のシステム開発コストや運用負荷の軽減に貢献していきます。
信用金庫システムと会計システムホストが連携できる環境を提供するプラットフォームです。連携方法にはCSVデータや固定長ファイルなどがあり、トランザクションログを一元管理することで、ログ管理の負荷を軽減します。また、会計システムが管理する各種台帳にシステムの変更が影響する場合、本プラットフォーム上で必要な修正を行うことができるため、開発コストの削減や開発期間の短縮が図れます。さらに、NECの業務ソリューションとの連携や、将来的には他社の業務ソリューションとの連携を推進することで、より利便性の高いソリューションの提供を目指しています。
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価値創造モデル「BluStellar」のもとで NEC は、社会課題や顧客経営課題の解決に向け、業界横断的な知見と最先端技術でビジネスモデルを変革していきます。金融業界に特化したモダナイゼーションを支援する「金融機関向けBluStellarモダナイゼーション近代化プログラム」では、信用金庫におけるインターフェイスモダナイゼーションの実現に向けたサービスを提供しています。今後も、クラウドやAIなどの先進デジタル技術を活用し、金融機関のお客さまのデジタルトランスフォーメーションの加速に貢献してまいります。
ソース NEC