大日本印刷株式会社と株式会社BIPROGYは、AIエージェント機能を搭載したアバターをコーディングレスで簡単に作成できるツール(特許出願中)を開発しました。
従来は、AIエージェントとそのアバターを別々に作成し、統合していました。本ツールでは、生成AIを接続し、知識データを入力し、アバターを選択するだけで、AIエージェントの機能を搭載したアバターをプログラミングレスで簡単に作成することができます。ユーザーは、専門知識を持つ人材や企業に外注することなく、簡単にAIエージェントを作成し、すぐに導入することができるため、制作時間の短縮や作業効率の向上を図ることができます。本ツールの導入により、Webサイトや店頭デジタルサイネージ、メタバースにおけるAIエージェントを活用した接客やQ&Aなど、幅広い活用が期待されます。
また、2025年3月11日からは、DNPが推進する「メタバース政庁」において、本ツールを用いて構築したAIエージェント機能を搭載したアバターによる実証実験を実施します。
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近年、ジェネレーティブAIの普及が進み、店舗での接客、商品・サービスの教育、役所での相談、観光案内など、幅広い分野で人間らしい会話ができるAIエージェントの導入ニーズが高まっています。しかし、AIエージェントの構築・運用にはプログラミングなどの専門知識が必要であるほか、定期的な知識データの学習や会話記録の管理、アバターの作成など、負担が大きいという課題があります。
これらの問題に対処するために、大日本印刷と ビプロジー は、コーディングなしでAIエージェントの作成、学習、管理、配布をサポートするツールを開発しました。この開発では ディーエヌピー は、生成AIの回答精度を向上させるツール設計とデータ整形技術を提供し、BIPROGYは最新のSaaS(Software as a Service)アプリケーション開発技術を採用し、開発全般を担当しました。
ソース PRタイムズ