シナモンAIのスーパーRAGが農林中央金庫に納品されました

国内大手企業にAIソリューションを提供するシナモン株式会社は、農林漁業者の協同組織を母体とする全国金融機関である農林中央金庫に、独自開発のRAGシステム「スーパーRAG」の提供を開始しました。

農林中央金庫は、Cinnamon AIの「Super RAG」を活用し、図表などの複雑かつ膨大なデータを正確に取り込み、データ検索能力の向上やLLM（大規模言語モデル）による信頼性の高い回答を生成することで、業務の効率化を推進します。当面は、以下の業務について機能検討・導入を進めてまいります：

業務担当部門と従業員とのQA対応の効率化

投融資分野における業務効率と生産性の向上

本社・営業所間の情報共有強化によるサービス・企画開発力の向上

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シナモンAIは、今後も農林中央金庫との連携を深め、Super RAG APIを活用したエージェントワークフローによるプロセスの自動化や、AIエージェントの導入検証を進めてまいります。また、生成型AI技術を活用した業務効率化を推進することで、コア業務への人員集中が可能となり、競争力強化やサービス向上に寄与してまいります。

「スーパーRAG」はチューニングなしで高精度を実現し、チャートやグラフを含む複雑なドキュメントを活用できます。

シナモンAIの「Super RAG」は、表や図などの複雑な文書を分析し、チューニング不要で精度の高い回答を生成するLLMを構築できる独自のAI製品。企業が保有するデータの80%を占めると言われるデータ活用に不向きな非構造化データを独自の文書解析技術で高度に解析し、内容種別に応じた最適な構造化を可能にし、RAGシステムによるLLM回答生成で業務の自動化を実現します。文書内のコンテンツ単位での関係性を把握するグラフデータベースによる高精度な検索に加え、様々なシステムやアプリケーションとの接続を可能にするAPIを提供。

これらの機能により、Super RAGは幅広い業務に導入することができます。例えば、決算書や技術情報、社内規定などの膨大な専門文書を簡単に取り込み、適切な回答を素早く生成することができます。また、問い合わせ対応、事業計画書作成、報告書作成、事故予測など専門知識を必要とする業務や、暗黙知を必要とする少量多品種の業務にも活用できます。

ソース PRタイムズ