宮城県(知事:村井嘉浩)と東日本電信電話株式会社は、先端技術を活用した陸上養殖技術の普及促進を通じて、漁獲量の減少や海洋環境の変化による養殖生産の不安定化など、水産業を取り巻く地域課題の解決と持続可能な水産業の発展に向けた取組の更なる強化を図ることを目的として、2025年1月21日に「スマート陸上養殖の推進に関する協定」を締結しましたのでお知らせします。合意内容は以下の通り:
1.目的と背景
本協定は、宮城県とNTT東日本が緊密な相互協力・連携を図ることにより、先端技術を活用した陸上養殖技術の開発・普及を促進し、水産物の安定的かつ効率的な生産による水産業の持続的発展を図ることを目的としています。
2.協力事項
上記の目的を達成するため、宮城県とNTT東日本は、以下の事項について協力・連携します:
(1) 陸上養殖および関連事業におけるICTの活用
(2) 陸上養殖施設における省エネルギーと再生可能エネルギー利用の促進
(3)その他、スマート陸上養殖の推進に資する取組(適宜設定、別途検討)
3.契約締結日
2025年1月21日(火
4.今後の取り組み
相互の連携により、陸上養殖事業の省力化・省エネルギー化・生産効率化に資する先進的な技術の実証・実用化を推進します。図2に示す取組を通じて、将来にわたって持続可能な宮城県の水産業の発展を目指します。