NECプラットフォーム日本電気株式会社(NEC)は、クラウドサービス「UNIVERGE BLUE」において、完全クラウド型のBYOT(Bring Your Own Trunk)モデルの提供を開始すると発表しました。同サービスは、音声通話、チャット、Web会議、ファイル共有など、オフィスでのコミュニケーションに欠かせない機能を統合したもの。新たに導入されたモデルは、オンプレミスのPBXや主要電話システムに関連する初期導入コストを大幅に削減します。
また、PBXとキーテレフォンを組み合わせたハイブリッドサービス向けに、Microsoft Teamsとの連携機能を導入します。4月18日から、Microsoft Teamsのユーザーインターフェース(UI)を改善。ユーザーエクスペリエンスと接続性を向上させるのが狙い。
背景
2025年から、双方向の番号ポータビリティが始まります。この変更により、固定電話番号とIP電話番号を簡単に切り替えられるようになります。この進展により、企業にとって不可欠な音声通話インフラの変化が加速します。クラウドPBXシステムにおける外線番号の切り替えが容易になります。この変更は、企業がオンプレミスのPBXセットアップからフルクラウドソリューションに移行するのに役立ちます。その結果、クラウドPBX市場は大きく成長する見込みです。
こちらもお読みください: Zoomがワークフローの自動化とAIを活用した機能強化を発表し、職場の効率化を促進
オフィスコミュニケーションのデジタルシフトが進み、クラウドベースのツールを利用する人が増えています。チャットやウェブ会議などです。このような状況の中で、企業はコミュニケーション・システムの可用性を高めると同時に、コミュニケーション・ツールの一元化によって生産性と業務効率を向上させるソリューションを求めるようになっています。