光ファイバーネットワークのスペシャリストであるMOX Networks, LLCは、カナダとアジアを結ぶ初の光ファイバーケーブルであるTranspacific, Topaz海底ケーブルシステムの周波数帯をGoogleから取得したことを発表します。この新しいケーブルパスとMOXのネットワークインフラポートフォリオを組み合わせることで、日本と北米間の安全で多様なパスを求める顧客に新たなホールセール容量を提供します。
Topazは16対の光ファイバーからなり、総容量240Tbpsを提供します。また、波長選択スイッチ(WSS)技術を採用しており、光ファイバー対でのソフトウェア定義スペクトラムスライス機能により、柔軟なルーティングと耐障害性の向上を実現しています。ケーブルの東端はバンクーバーから始まり、日本の三重県と茨城県に接続します。
MOXは、バンクーバーから西は東京、南はシアトルまで、帯域幅の卸売りソリューションを提供する商用プロバイダーです。マルチテラビットネットワークで最大400Gの波長とダークファイバーチャンネルを提供するMOXは、アメリカ大陸と日本を完全に網羅する高密度ケーブルとシステムを通じて、海底ネットワークの両端にあるデータハブへの接続を提供する態勢を整えています。MOXのネットワークは、最新の次世代海底システムTopazへのアクセスを含め、海底および地上ファイバーで16,000km以上に及びます。
「グーグル、グローバル海底ネットワーキング担当ディレクターのイアン・クラークは、次のように述べています。「MOXやその他のパートナーとの緊密な協力関係を経て、Topazが実現するのを見るのはとてもエキサイティングなことです。「MOXのような通信事業者にファイバーと周波数帯域を提供することで、Googleは、到達距離、信頼性、耐障害性を向上させ、グローバルな接続性を改善するために行っている作業から、他の顧客が直接恩恵を受けられるようにしています。
「カナダと日本を結ぶ大容量、低遅延、次世代、多様なネットワークを提供する商用ネットワーク・プロバイダーとして、トパーズに参加できることを嬉しく思います。MOXのアレン・ミークス社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社の顧客とパートナーは世界にとって重要な存在であり、優先的な接続パートナーとして共に成長できることに興奮しています。「テクノロジーとAIが常に進化し、飽くことなく注目される中、当社のネットワークインフラと国際海底ケーブルネットワークの両方が、これらのイノベーションをサポートするシステムの不可欠な部分であると確信しています。
ソース ビジネスワイヤー