HEROZ株式会社は、科学技術振興機構からの委託事業「日本科学未来館におけるAIスーツケース※1の音声対話機能の開発」の公募型プロポーザルに採択されたことをお知らせいたします。
HEROZでは、施設情報に関する質問への回答や、利用者の興味に応じた目的地やルート案内、カメラによる画像認識で周辺の建物や道路、歩行者の情報を音声でアナウンスするAI機能などの機能開発を計画中。
1:視覚障がい者の移動を支援する自律型ナビゲーションロボット。見た目はスーツケースですが、内部にコンピュータやセンサー、モーターなどを搭載し、人や障害物を避けながら目的地まで安全に誘導します。
こちらもお読みください: 三菱商事とENEOS、和歌山製油所でサステイナブル航空燃料(SAF)製造のためのフロントエンド・エンジニアリング設計を実施
プロジェクトの内容と目的
本プロジェクトは、科学技術振興機構が運営する日本科学未来館(以下、未来館)で研究開発中の視覚障がい者移動支援ロボット「AIスーツケース」に搭載する音声対話システムの開発を目的としています。未来館AIスーツケースの音声対話機能開発」では、大規模言語モデル(以下、LLM)サービスを活用した対話システム機能を開発し、利用者とのより自然で円滑なコミュニケーションの実現を目指します。
より自然でスムーズなAIスーツケースとユーザーの対話を実現するため、LLMを用いた柔軟かつ直感的な音声対話システムを構築し、AIスーツケースの実証実験を予定している2025年大阪・関西万博に来場する視覚障がい者のナビゲーション体験の向上を目指します。本機能は、AIスーツケースのスマートフォンアプリと自然言語で対話し、様々な質問や目的地・ツアーの選択・変更ができるものです。また、コンポーネントの選定にあたっては、安全で安定したプラットフォームを選択するだけでなく、老若男女を問わず利用できるシステムの構築を目指します。
ソース PRタイムズ