三菱電機株式会社は、FA(ファクトリーオートメーション)システム事業の重点地域である中国蘇州市に、「三菱電機知能製造技術(中国)集団有限公司」を設立すると発表しました。新会社は、製品の企画・開発・製造・販売を統括し、変化の激しい中国市場において、多様化する顧客ニーズに迅速に対応し、競争力を高める自律的な事業体制の確立を目指します。
三菱電機のFAシステム事業は、これまで日本で企画・開発してきた高性能な製品を現地で製造・販売・サービス拠点を展開し、中国での事業拡大に努めてきました。
近年、中国市場ではスマートファクトリーによる生産性向上の動きが急速に進んでいます。その結果、FA製品の機能や性能に対する産業界の顧客ニーズは多様化し、競争激化の中でタイムリーな製品開発や迅速な製品供給への要求が高まっています。
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そこで三菱電機は、FAシステム事業を統括する中国統括会社を設立し、より現地の事業環境に即した事業運営を実現することを決定しました。新会社の機動性の高い自律経営を活用、 三菱電機 は、現地での製品企画・開発、現地での包括的なサプライチェーンの確立、人材の確保・育成を図り、多様化する現地の産業界顧客のニーズへの迅速な対応を目指します。
ソース ビジネスワイヤー