株式会社GENKEIは、機械加工品の図面・問合せ管理から見積・調達業務までをサポートするクラウドサービス「GENKEI VAULT」「GENKEI LINK」において、人とAIが連携して業務を支援する新システム「GENKEI AI Agent」をリリースしました。
その第一弾が "メールリンク登録機能 "の開始です。
GENKEI AI Agent」は、「GENKEI AIアシスタント」や「GENKEIクラウド」の高度な分析機能、蓄積された業務データ、ものづくりの現場で培ったノウハウを活用し、最適な方法で業務を遂行することで、利用者の負担を軽減し、業務効率を向上させるAI支援システムです。
第一弾の「メール連携登録機能」は、顧客からの見積依頼メールをAIが分析。
添付図面の分類、情報の抽出、図面リストの自動作成、案件登録から完了までの一連の作業を行います。
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これまでは、営業担当者が外出中や商談中に見積依頼メールを受信すると、確認や返信が遅れるという問題がありました。
また、受信したメールや添付図面のチェック、情報の整理・共有など面倒な作業がスタッフの負担を増やし、長時間労働につながっていました。
ゲンケイ AI Agentの「メール連携登録機能」は、このような現場の課題を大きく改善します。
GENKEI VAULTは、サービスにアップロードされた図面や関連資料を保管・管理するプロジェクト管理機能と、保管された図面をもとに加工費を算出する加工費見積機能を備えたクラウド型プロジェクト管理・加工費見積サービスです。
案件管理機能では、図面だけでなく、図面に関連するすべてのデータ(見積書、検査表、製品画像など)を保存・管理することで、知識や経験を共有することができます。
加工費積算機能は、図面上で加工内容を選択・指定することで、加工工程の設計、使用工具の選択、段取りを含めた加工時間の算出、加工費の算出を自動で行います。加工パラメータや各種料金、工賃などをお客様側で調整できるため、実際の加工に応じた加工費の算出が可能です。
「GENKEI LINK」は、本サービスにアップロードされた図面・図面情報から見積依頼書を作成し、複数業者への依頼、見積回答の集計、見積回答の比較までを効率的に行うことができる、調達業務の効率化を支援するサービスです。
見積依頼書を作成する際に、図面番号、品名、数量など、見積先に伝えるべき図面情報をAIが自動で読み取り、抽出するため、見積依頼書作成の手間と時間を削減できます。
各社から提出された見積もりは自動的に回答リストに反映され、比較表が作成されるため、手作業で集計表を作成する必要がありません。
ソース PRタイムズ