八千代ソリューションズ株式会社は、クラウド型設備管理システム「MENTENA(メンテナ)」において、作業スケジュール管理の強化と現場業務の効率化を目的とした大幅な機能アップデートを発表。新機能は5月7日より正式展開。
MENTENAは、従来の紙ベースやエクセル主導の方法から脱却し、現場業務のデジタル変革を可能にすることで、施設管理を近代化するように設計されています。クラウドベースの管理により、このプラットフォームは、より効率的な現場のワークフローと検査履歴の合理化された追跡をサポートします。
今度のアップデートでは、ワークスケジュールの共有機能が導入され、ユーザーはMENTENAで作成したスケジュールを、汎用的にサポートされている.icsフォーマットを介して外部のカレンダーツールにエクスポートすることができます。共有URLを生成することで、これらのスケジュールはGoogleカレンダーやOutlookなどの広く使用されているプラットフォームにシームレスにインポートすることができます。各共有スケジュールには、対応するMENTENAワークページへの直接リンクも含まれています。
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これまでは、チームが手作業でスケジュールの詳細を転送する必要があり、二重入力や入力ミス、スケジュールの競合のリスクが高まっていました。この新しい統合により、スケジュールはツール間で一元管理され、スケジュールのフィルタリングや特定のユースケースに基づいた複数のスケジュールの共有が可能になりました。
さらにMENTENAでは、チェックシートを作業計画や履歴と直接リンクさせる機能を導入します。両機能は、以前は同様のチェック項目機能をサポートしていましたが、それぞれ独立して動作していました。ユーザーは、チェック項目を再利用するために、一方から他方へ手動でインポートする必要がありました。今回のアップデートにより、チェックシートは作業計画にスムーズに統合され、完了記録は自動的に取り込まれるため、作業後のデータ追跡が容易になります。
この機能強化により、日常的な5Sチェックや機器のシャットダウンや再起動前の安全点検など、標準化されたプロセスをチェックシートとして作業計画に直接埋め込むことができます。さらに、チェックシートの内容の更新は自動的に反映されるため、修正した項目を再度インポートする必要がありません。
現場の担当者は、関連するチェックシートにすぐにアクセスできるため、タスクの実行時間が短縮されます。管理者にとっては、タスクの進捗状況の可視性が向上し、チーム間での一貫した作業実行をサポートします。
これらの改善はさらに 八千代ソリューションズ施設管理におけるデジタル革新を推進し、現場レベルでの生産性を高めることを使命としています。