旭化成バイオプロセス・アメリカ(AKBA)とペプチシステムズは、独占的なグローバル・パートナーシップを締結しました。両社の目標は、ペプチド製造プロセスを簡素化することです。AKBAはPeptiSystemsのペプチド合成カラムの独占OEMとなります。PeptiSystems社は、ペプチドおよびオリゴヌクレオチド治療のための研究、開発、製造、販売に注力しています。
AKBAは、旭化成ライフサイエンスセグメントの一員です。このセグメントは、精製、流体管理、バイオセーフティ、生物製剤の4つの主要分野をカバーしています。今回の提携により、AKBAの業界知識と製品の創造性が、PeptiSystemsの最先端合成技術と融合します。
AKBA は、スウェーデンのウプサラにある PeptiSystems 社に THESYS® ACS Ergo デザインを提供します。この次世代カラムは2024年に発表されました。このカラムはペプチド処理用。バッチ切り替え時間を短縮します。また、安全性と製品の品質を高く保ちます。AKBAの高性能カラムとPeptiSystemsのフロースルー合成システムは連携します。この組み合わせは、ペプチド合成のためのパワフルで効率的なソリューションを提供します。
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この提携は、製薬および受託製造部門を含む、ペプチド合成に関連するすべてのグローバル市場に拡大する予定です。フロー・スルー・ケミストリーと確かなサポートに基づくこの提携は、業界とその顧客にとって、ペプチド加工における進化的進歩をもたらすものと期待されています。
「旭化成バイオプロセスアメリカのクリス・ロンバック社長は、「今回の提携は、TIDES市場における当社のプレゼンスを拡大するための自然な次のステップです。「と旭化成バイオプロセスアメリカ社長のクリス・ロンバックは述べています。 ペプチシステムズ 革新的な合成システムによって、私たちは顧客に価値を提供する基盤技術を構築しています」。
今回の発表は 旭化成バイオプロセスアメリカ ライフサイエンス部門は、AKBA が現在運営している部門です。ライフサイエンス部門には、Planova™やMicrofilters BioOptimal™などのブランド、オーストリアを拠点とするVirusure社による受託研究サービス、Bionique Testing Laboratories社による試験サービス、Bionova Scientific社による受託開発・製造サービスも含まれます。