富士レビオホールディングス株式会社、その100%子会社である富士レビオ・ダイアグノスティックス株式会社、およびアリバイオ株式会社は、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患のバイオマーカー開発を推進する戦略的パートナーシップの一環として、サンプルの取得を完了したことを発表しました。このマイルストーンは、現在進行中の早期アルツハイマー病を対象としたフェーズ3試験であるPOLARIS-ADから、血漿および適合する脳脊髄液サンプルを提供するというアリバイオのコミットメントが達成されたことを意味します。
現在進行中のこの第3相試験では、全世界で1150人以上が登録され、登録目標を達成しました。ベースライン時だけでなく、投与52週後にも血漿と脳脊髄液の両方を広範囲に採取したことを考慮すると、この集団では世界最大級のサンプルバンクとなります。本試験の1年間延長フェーズの一環として、さらに1年間サンプルの採取を継続し、縦断的サンプルでバイオバンクをさらに補完する予定です。
高品質な体外診断薬(IVD)検査ソリューションの信頼できるパートナーであり、神経変性疾患診断薬のパイオニアである富士レビオ・ダイアグノスティックス株式会社は、アルツハイマー病の特徴であるアミロイド病理やその他の神経変性疾患の評価に役立つバイオマーカーの開発に取り組んでいます。富士レビオ・ダイアグノスティックス社は、2022年5月にアルツハイマー病の体外診断用医薬品として初めてFDAの認可を取得した企業であり、25年以上にわたり、新規の神経変性バイオマーカーの革新と商業化を通じてこの分野を前進させるパイオニアです。アリバイオの進行中の第3相臨床試験から得られた良好な特性を有する血漿サンプルは、以下をサポートします。 富士レビオ診断薬アミロイド病態の診断に使用する血液ベースのバイオマーカーの臨床性能評価。
こちらもお読みください: アンプラット社とディグザイム社、データと酵素技術で提携
「この試験に対する患者、家族、アルツハイマー病コミュニティからの圧倒的な支援には感謝してもしきれません。 アリバイオ は、今後も研究を継続し、この分野におけるバイオマーカー開発の拡大に貢献していきます。病気の進行や治療に対する患者の反応を理解するためには、まだまだ大きなニーズがあります。アリバイオのCCOであるジェームス・ロックは、「これらのサンプルを活用することで、これらの重要な疑問に対する答えに近づけることを願っています。
ソース ビジネスワイヤー