独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、ランサムウェア感染事故を想定した一連の対応を演習できるツールを公開しました。中小企業向けと医療機関向けの2種類を用意。同ツールは、「PowerPont」形式の学習教材と実施マニュアルで構成。
ZIPファイルはIPAのホームページからダウンロードし、任意の場所で解凍して利用することができます。教材は、過去のランサムウェア被害事例を参考に作成したシナリオに基づき、IPAの「中小企業のためのセキュリティインシデント対応ガイド」に沿った講義編と、ランサムウェア感染時の対応方法についてグループディスカッションを行い、対応方針や対応方法を提示する演習編で構成されています。
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実施マニュアルでは、卓上訓練の準備、運営方法、事故後の作業の進め方、ファシリテーター向けの解説などを掲載しています。著作権は ばんこくこくさいおんぴょうもじ営利目的での使用は禁止されています。実施マニュアルに基づき、教材のカスタマイズが可能とのことです。
ソース ヤフー