株式会社gumiの連結子会社でブロックチェーン事業を展開する株式会社gCラボは、TISインテックグループのTIS株式会社と覚書に基づく合弁契約を締結しました。合弁会社は2025年4月1日付で日之出テクノロジーズ株式会社を設立し、営業を開始しました。
日の出社は、TISが持つ社会インフラを支える基幹システムの構築・運用に関する高い技術力、15,000社を超える多様な顧客基盤、ジーシーラボが持つWeb3分野におけるソフトウェア開発、コンテンツ開発、市場分析等の深い知見を活用し、TISとジーシーラボの協業により、社会インフラを支える基幹システムの構築・運用を行います。両社で約30億円の資産を拠出し、ブロックチェーン技術を活用した分散型社会の実現に向け、「世界最高水準のシステム基盤を構築し、新技術の社会実装を推進することで持続可能な未来を拓く」ことをミッションに、web3の基盤となるブロックチェーンノードの運用事業※1や、暗号通貨会計管理システムの販売事業を展開していく予定です。
近年、暗号通貨市場の急成長に伴い、コンセンサスアルゴリズムの一種であるPoS(Proof of Stake)の普及やブロックチェーンの拡大、セキュリティ強化の必要性などの観点から、ブロックチェーン上の取引を承認し、ネットワークを維持するノードオペレータの役割が重要視されています。一方、ブロックチェーンノード運営者の業務を適切に遂行するためには、24時間365日の監視・運用、定期的なソフトウェア更新、即時トラブルへの対応、ハッキングなどのリスクに対するセキュリティ対策ができる体制が重要です。また、PoSチェーンではガバナンス投票への参加などの役割が求められるため、運用には高度な知識と経験が必要となり、ブロックチェーン財団がノード運営者を選定・任命するケースも増えています。
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TISとジーシーラボは、これまでもWeb3ビジネスの立ち上げから運用までをワンストップで支援するコンサルティングサービス「NUE3」を提供するなど、Web3分野で協業してまいりました。このような中、両社の連携をさらに深化させるため、両社を組み合わせた合弁会社を設立することといたしました。 TISのシステム分野における豊富な知識と、15,000社を超える顧客ネットワークにより、お客様のニーズにお応えします。 gCラボノード運営や暗号通貨管理に関するノウハウを蓄積し、ノード運営を中心とした事業をさらに発展させていきます。
今後は、ノード運用で培った暗号通貨の会計管理ノウハウを活用したサービスを提供し、暗号通貨の複雑な会計処理など、大手上場企業が抱える課題の解決に貢献していく予定です。日之出は、Web3システムのインフラを開発する企業として、ノード運用・暗号通貨会計管理システムで国内トップシェアを目指します。
ソース PRタイムズ