会計シンギュラリティの実現を目指す株式会社ファーストアカウンティングは、会計・税務・簿記業務に特化した大規模言語モデル(LLM)を活用したAIを開発し、5人の公認会計士を輩出したディーン・ウィード氏の監修のもと開発したことから「ディープ・ディーン」と命名しました。また、USCPA(米国公認会計士)試験の過去問をもとにしたテストにおいて、「Deep Dean」が合格レベルのパフォーマンスを発揮することを確認しています。
シンギュラリティ」とは一般的に、AIが人間の知能を超える転換点を指します。
ファーストアカウンティングは、これまで会計業務に特化したサービスを展開してきましたが、2023年の上場を機に大規模言語モデル(LLM)の開発にも注力し、積極的に投資を行ってきました。その結果、同社が開発した「会計AIエージェント」は、2024年12月に一般社団法人日本FP協会が主催するFASS検定(会計・財務スキル検定)において、最高ランクの「A級」を取得。
さらに、実務への適用拡大や米国市場への進出を見据え、USCPA(米国公認会計士)対応にも着手しています。
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最初の会計 は、2025年初頭から米国拠点の設立を進めており、本製品が米国公認会計士基準にも対応可能であることが確認されたことから、今後の米国進出においてコンプライアンス面で優位になると考えています。
今後は、より高度な簿記や連結会計への応用範囲を広げるため、AIの育成をさらに進めていく予定です。
ソース PRタイムズ