Synaptics® Incorporated(シナプティクス社)と株式会社村田製作所(本社:東京都港区、代表取締役社長:村田斉、以下「村田製作所」)は、自動車部品メーカーやOEM向けに次世代ワイヤレス・コネクティビティのターンキーモジュールを共同開発するための協業を発表しました。この協業により、高度に統合されたRFフロントエンドを備えたシナプティクスのVeros Wi-FiおよびBluetoothコンボSoCは、村田製作所と共同開発するモジュールに設計されます。シナプティクスのワイヤレスSoCは、車載アプリケーションに要求される高温環境下でも優れたスループットを維持しながら、性能、システム設計コスト、低消費電力の最適なバランスを提供するように設計されています。
自動車市場向けのソリューションには、過酷な動作条件下での堅牢性、複数の環境での相互運用性、そして長寿命が求められます。シナプティクスは現在、数十年にわたる現場経験に基づく技術とIoTコネクティビティの専門知識の組み合わせであるVerosポートフォリオを適用し、自動車メーカーに長期的なサポートを提供しています。シナプティクスのSYN4383 Wi-Fi 6EおよびSYN4384 Wi-Fi 7車載製品は、ピン互換でソフトウェアアップグレードが可能であり、SYN4390はこのアプリケーションに高スループットのWi-Fi 7をもたらします。最近の買収は、次世代の自動車技術革新の要件を満たすために、Wi-Fi 8を含むSynapticsの堅実なワイヤレスロードマップを実証しています。
村田製作所 通信・センサー事業部 通信モジュール事業部 事業部長の橋本昌知は、「村田製作所は、次世代システムに最適に組み込むことができる高性能でコンパクトな無線モジュールの設計に取り組んでいます。シナプティクスは、高品質な製品とエンジニアリングへのコミットメントを共有しており、Veros SoCを 村田製作所小型で信頼性の高いモジュール設計における同社の専門知識を活用し、車載市場向けの革新的なワイヤレスモジュールを共同開発します。
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Verosシームレス・インテリジェント・コネクティビティは、性能、相互運用性、共存性、省電力、部品表(BOM)の最適化をターゲットとしたSynapticsの実績あるワイヤレス・ソリューションの包括的なポートフォリオです。Verosは以下を標準サポートしています。 シナプティクスAIネイティブのIoTコンピューティング・プラットフォーム、Astra。
ソース PRタイムズ