最先端の創薬技術へのアクセスを民主化するバイオテクノロジー・エコシステム企業であるアロイ・セラピューティクス社は、このほど日本初の拠点として、世界最先端の研究施設の一つである神奈川県の湘南アイパークに細胞治療拠点を開設しました。
アロイ社は、日本への進出を支援するため、アロイ・セラピューティクス株式会社を設立し、日本法人の最高経営責任者に石井良英(ビクター・ストーン)を任命しました。
アロイ社は、2024年11月に発表した武田薬品との提携に基づき、独自のiCAR-T技術を活用した細胞治療を推進します。iCAR-Tプラットフォームは、ノーベル賞受賞者である山中伸弥氏の画期的なiPS細胞研究に端を発し、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の金子眞教授が中心となり、武田薬品と共同でT-CiRAプログラムを通じて開発したものです。iCAR-Tプラットフォームは、(1)動物実験において、自己CAR-Tよりも優れた効力を一貫して示した最初のiPS CAR-T技術であること、(2)コストを大幅に削減し、アクセスを向上させる「既製品」の製品プロファイルを可能にすること、で注目されています。現在、Alloyはこの強力な細胞治療エンジンへのアクセスを民主化し、クラス最高の科学と完全に統合されたスケーラブルな医薬品開発プラットフォームを提供しています。
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アロイのiPSセンター・オブ・エクセレンス
今春の時点で、武田薬品のiCAR-Tプログラムの主要メンバー10名がAlloy Cell Therapiesの設立メンバーとして正式にAlloyに加わり、iCAR-Tプラットフォームを活用した完全統合創薬プログラムの中核が誕生しました。
合金 さらに、マイケル・カロス博士を82VS Venture Studiosのエグゼクティブ・ベンチャー・パートナーとして、またAlloy Cell Therapiesの信頼できるアドバイザーとして迎えます。
- マイケル・カロス - アカデミア、製薬会社、さまざまなバイオテクノロジー企業で重要な役割を果たした著名なバイオ製薬企業幹部。免疫腫瘍学とCAR-T開発を形成した重要な発見を含む貢献。
ソース ビジネスワイヤー