大阪大学D3センターは、NECがオープンサイエンス推進のために構築した新しい高性能計算・データプラットフォーム「OCTOPUS(オクトパス)」の試験運用を開始し、12月から本格運用を開始します。OCTOPUSは、140台のNEC LX201Ein-1計算ノードにより2.293ペタフロップスの理論性能を実現し、従来の約1.5倍の性能を提供します。
が共同開発した実績管理技術であるSCUP-HPCの統合が重要なイノベーションです。 D3センター およびNECと共同開発しました。SCUP-HPCは、性能に影響を与えることなく、スーパーコンピュータ間のデータ使用量と生成量を自動的に追跡、記録、可視化し、データ集約型研究における再現性、透明性、効率性という長年の課題に対応します。研究者は、OCTOPUSの計算履歴IDを論文に記載することができるようになり、結果の検証を可能にし、研究の完全性を向上させます。
こちらもお読みください: HPE、AIを搭載したGreenLakeでハイブリッドクラウドを強化
このシステムは、シミュレーションやAIトレーニングなどの科学計算を高速化するとともに、学術コミュニティ全体でのオープンなデータ共有をサポートすることを目的としています。また、NECは、「NEC BluStellar」構想のもと、この実績管理システムを次世代AI、ビッグデータ、産業アプリケーションの基盤として位置づけ、商用化を計画しています。
					
							
							
			
                               
