新日鉄ソリューションズ株式会社 (日本エスエス製薬(NSSOL)は24日、スーパーの惣菜部門向けクラウド型販売計画支援サービス「デリフィットAI」にレシピ管理・食材発注機能を提供すると発表。販売計画、生産計画、食材発注を連動させることで、店舗での惣菜販売に関わる企画業務を総合的に支援できるとしています。「デリフィットAI」は、スーパーの惣菜部門の課題解決を支援するクラウドサービス。
第一弾として提供する機能は、天候や生産能力による需給変動を考慮した独自のロジックで、精度の高い顧客・需要予測を実現し、食品ロスを抑えながら粗利益を最大化する販売計画の作成を支援します。また、第2フェーズで提供するレシピ管理や食材発注機能は、スーパーマーケットの惣菜部門の課題解決にも貢献します。惣菜の食材が変更になると、本部は関連するレシピをすべて修正しなければならず、膨大な時間と手間がかかります。しかし、レシピ管理機能を使えば、商品のレシピや食材情報を一元管理できるため、紙やエクセルでの管理に伴う検索の手間が軽減され、食材変更時の修正作業も効率化できます。
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また、商品レシピと連動した調理動画データを蓄積し、職場のPCやタブレットから簡単に閲覧することができます。一方、食材発注機能は、デリフィットAIが提示する「粗利を最大化する販売計画」に連動して、発注する食材数を自動計算することができます。必要な食材量や在庫量(理論在庫量や棚卸量)に加え、納品までのリードタイムや発注ロットを考慮した発注量を自動算出。購入者は計算結果をもとに発注することができ、食材の発注業務を効率化できます。また、作成した発注データは、既存の発注システムと連携することも可能です。
ソース ヤフー

