富士通ジャパンは、クラウド型「富士通AI検索サービス」を2025年7月1日より全国で開始します。日本初のAIを活用した図書館蔵書検索クラウドサービスを開始。キーワードだけでなく、日常的な言葉を使って関連するタイトルを検索できるようになりました。
富士通のAIは従来のシステムとは違います。本のタイトルや著者といった具体的な情報は必要ありません。その代わり、"健康になりたい "というような漠然とした要望を理解することができます。そして、書誌データやテーマから関連する本を推薦します。ユーザーがタイトルを選ぶと、システムは新しい提案を表示します。これによって、ユーザーはより深く本を探したり、偶然面白い選択肢を発見したりすることができます。
青山学院大学と宮崎県門川町が利用開始。2028年3月までに100機関への拡大が目標。多くの図書館システムと接続し、OPAC(オンラインパブリックアクセスカタログ)プラットフォームと連携。
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このイニシアチブは、公共図書館や学術図書館が手頃な価格のAI搭載検索ツールを求めていることを示しています。これらのツールは、利用者の関心を引き、読書を促進し、生涯学習をサポートするのに役立ちます。 富士通 はサービスを拡大する予定。博物館のアーカイブ、大学のシラバス、研究者のデータベースなどが含まれる予定です。これにより、教育へのアクセスと福祉の向上に貢献します。