日立ソリューションズ・クリエイトは19日、企業向けセキュリティサービス群「サイバーセキュリティコンサルティング」のラインアップに、サイバーリスクの特定と必要なセキュリティ対策の立案・実施を支援する新サービス「サイバーリスク診断」を追加し、同日より販売を開始すると発表。価格は年間60万円(税別)から。
日立ソリューションズ・クリエイトは、2023年1月より、企業の情報セキュリティ課題を支援するため、サイバーセキュリティの専門家の立場から、コンサルティングからソリューションの導入、保守活動まで、トータルなセキュリティ対策を提案するサービス「サイバーセキュリティコンサルティング」を提供しています。このサービス群では、3つのカテゴリーでサイバーレジリエンスの強化を支援します:平時対応の「サイバーアセスメント」、緊急時対応の「サイバーエマージェンシー」、サプライチェーンやグループ会社などのステークホルダー対応の「サプライチェーンアセスメント」の3つのカテゴリーで、サイバーレジリエンス強化を支援します。
今回、サイバーアセスメント支援の新メニューとして、1)セキュリティガイドライン対応サービスと2)アドバイザリー支援を組み合わせた「サイバーリスクアセスメント」を追加し、年間パック(定額)で提供します。1)は、ガイドラインに沿ってリスクを定量的に評価し、重要度に応じた効果的なサイバーセキュリティ対策の実施を支援するサービス。企業の情報資産を網羅的にリストアップし、資産に影響を及ぼす脅威とその脆弱性を明らかにした上で、特定した脅威をもとにリスクの影響度と可能性を評価し、国内外の必要なガイドラインやフレームワークに従ってリスクレベルを定量化します。
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サービス開始当初は、IPAの「中小企業向け情報セキュリティ対策ガイドライン」に準拠し、今後準拠するガイドラインを拡大していく予定です。一方、②では、セキュリティアドバイザーやセキュリティスペシャリストなど、セキュリティの専門家である 日立ソリューションズ さまざまな角度から脅威や脆弱性の動向を共有し、顧客企業からのセキュリティに関する問い合わせに対応します。
ソース ヤフー