NRIセキュアテクノロジーズ株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林健太郎)は、企業や団体が情報システムで利用している従来の暗号技術からポスト量子暗号技術への移行を円滑かつ安全に行うことを支援するため、ポスト量子暗号(PQC)への移行支援サービスを開始しました。
量子コンピュータでも解読が困難な暗号化技術への移行の必要性
量子コンピュータの発展により、今後、既存の暗号技術が短期間で解読される可能性があります。この脅威に対し、量子コンピュータの処理能力に強い新たな暗号技術として注目されているのがPQCです。
こちらもお読みください: ASK、AIスーパーコンピュータ「NVIDIA DGX Spark」の提供を開始
暗号技術の標準化を主導する米国国立標準技術研究所(NIST)がPQCの標準化に取り組んでおり、米国政府は2030年代半ばまでにPQCに移行する目標を掲げています。日本では、政府を中心にPQCへの対応が検討されており、「政府機関等におけるポスト量子暗号(PQC)の利用に関する省庁間連絡会議」が設置されています。今後、様々な業界や組織において、PQCへの移行やその検討が急速に広がっていくことが予想されます。
ソース PRタイムズ

