New Relic, Inc.は、同社のオブザベイラビリティ・プラットフォームの新しい利用モデルであるCCU(Compute Capacity Unit)ライセンスの提供を開始したことを発表しました。この新しいモデルは、New Relicによって処理されたアクションをカウントし、関連するコンピューティング容量を単位として販売するものです。これまでのNew Relicのライセンスモデルは、データのインジェスト量(GB/月)とユーザー数に基づいていました。このライセンスモデルでは、有償ライセンスと機能限定無償ライセンスを組み合わせることで、コストを最適化することができました。しかし、全ユーザーに全機能をフル活用させたいと考えるユーザー数の多い組織では、ライセンス料金の増加が、全社的にオブザベイラビリティの利用を拡大する際の障壁となる可能性がありました。
そこで、お客様の多様なニーズにお応えし、観測性の民主化をさらに推進するために、New Relicでは本格的なCCUライセンスの提供を開始しました。CCUライセンスは、データインジェスト量(GB/月)とNew Relicが処理する各アクションに対して課金され、ユーザー数の制限はありません。CCU ライセンスでは、ページロード、クエリ実行、アラート、API 呼び出しなど、New Relic が処理する各アクションを正常に完了するために消費されたコンピューティング容量に対して課金されます。課金方法はコンピューティングキャパシティの消費量に基づいているため、お客様は小規模から始めることができ、容易に観測可能性のイニシアチブを実装することができます。また、New Relic の広範な機能をフルに活用し、試したいと考えている多数のライセンス取得済みエンジニアを抱える組織にとって、理想的な利用モデルです。
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さらに、CCUライセンスでは、誰が(どの部署で)どの機能をどれだけ使っているかを一目で把握できるため、コスト管理が容易になります。これにより、従来のモニタリングから脱却できるだけでなく、組織全体に観測可能性を広めるための洞察を得ることができます。さらに ニューレリックまた、CCUライセンスには、使用量が超過しても自動的に課金されることを防ぎ、一定期間使用状況を適切に確認できる独自の「True Upモデル」が適用されるため、お客様は安心して観測可能性への取り組みを進めることができます。
ソース ヤフー

