セコムのグループ会社であるセコムトラストシステムズは、10月1日より「セキュアデータセンターTC4」の提供を開始すると発表しました。同施設は、100%の再生可能エネルギーを使用し、環境に配慮した施設。セキュアデータセンターTC4は、東京都千代田区に位置し、1,000ラック規模のデータセンター。また、各種クラウドサービスを提供し、オンプレミス、パブリッククラウド、プライベートクラウドを組み合わせたハイブリッド環境を実現します。24時間365日有人管理で、セコムのAIカメラやセコムのAI行動検知システムカメラを搭載し、転倒・急病・暴力・破壊行為だけでなく、不正行為も検知。また、AIを搭載した警備ロボット「cocobo(ココボ)」を採用し、警備員の代わりに巡回・点検業務を行います。ボディスキャナーやX線透視装置により、外部記憶媒体や不審物の持ち込みを防止。USBなどの小型機器も検知可能。
さらに セコムトラストシステムズ セキュリティエンジニアが、インターネット上に公開されているお客様のIT資産(アタックサーフェス)を調査し、潜在的な攻撃ポイントを特定する「アタックサーフェス調査」を実施します。アット東京のクラウド接続サービス(ATBeX)により、セキュアデータセンターTC4のお客さまIT環境とメガクラウドをシームレスに接続。床の耐荷重は1平方メートルあたり1.5トンで、堅牢性を確保。免震構造により、マグニチュード7の地震が発生してもデータセンターの機能を維持します。基礎は杭式で、施工には高耐力のプレキャストコンクリート杭を使用。
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同施設は、2つの変電所から主配線と予備配線を経由して特別高圧電力の供給を受け、非常用発電機や無停電電源装置などのバックアップ電源設備を備えています。都心から30分圏内に位置し、地下1階、地上4階。受電容量は10MW。太陽光や風力などの自然エネルギーを利用し、空調には地中熱を利用する予定。
ソース ヤフー

