デジタルインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社は、ベアメタルGPUクラウドサービス「High Power PHY」において、NVIDIA Blackwell GPUを利用できる「B200プラン」を2025年8月15日(金)より提供開始します。
"High Power PHY "は、大規模言語モデル(LLM)をはじめとするジェネレーティブAI開発の計算ニーズに応えるGPUクラウドサービスです。ジェネレーティブAI向けクラウドサービス「High Power」の第一弾として2024年1月に提供を開始した「High Power PHY」は、幅広いニーズに対応するため、「NVIDIA Hopper GPU」を搭載した「H100プラン」と「H200プラン」を提供しています。今回、"NVIDIA Hopper GPU "よりも高性能な "NVIDIA Blackwell GPU "を採用した「B200プラン」の提供を開始しました。B200プラン」は、従来のプランに比べ、グローバル接続性を大幅に強化し、大規模機種の導入・移行を容易にするとともに、初期構築や継続的なトレーニングの効率を大幅に向上させました。また、「B200プラン」の発売を記念して、「B200プラン」を割引価格で提供するキャンペーンを実施します。
NVIDIA Blackwell GPUの導入により、ベアメタルシリーズ「High Power PHY」、コンテナシリーズ「High Power DOK」、VMシリーズ「High Power VRT」を含むジェネレーティブAI向けクラウドサービス「High Power」は、総計算能力4.81エクサフロップス(EFLOPS)を達成しました。今回のアップグレードは、2023年6月および2024年4月に発表したアップグレード計画の一環であり、2028年3月末までに合計18.9EFLOPSの計算能力を達成することを目標としています。また、本アップグレード計画は、経済産業省より、経済安全保障推進法の特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画として認定されています。
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さくらインターネット は、次世代GPUの調達・導入や、用途・目的に応じた最適なデジタルインフラの開発を進めていきます。また、AI需要に対応した高付加価値サービスを創出し、デジタル社会の継続的な発展に貢献してまいります。
ソース さくら

