さくらインターネット株式会社は、ジェネレーティブAI向けクラウドサービス「High Power」のVMシリーズ「High Power VRT」において、NVIDIA H100搭載プランの提供を正式に開始しました。さくらインターネットは、サーバーの増強によりGPUリソースの安定供給を実現。また、多くのお客さまからのフィードバックをもとに、本サービスの品質が正式提供に十分なレベルに達したと判断しました。β版では、専用の申し込みフォームから事前の申し込み手続きが必要でしたが、正式版では「さくらのクラウド」のコントロールパネルから直接環境を構築することができます。これにより、ユーザーはすぐにサービスの利用を開始することができます。価格はβ版から据え置き。
ベータ版のサービスゾーン「石狩ゾーン2」は、正式版では「石狩ゾーン1」となります。"High Power VRT "は、NVIDIA Hopper GPUを使用し、GPU単位、時間単位で利用できるVMベースのGPUクラウドサービスです。機械学習やディープラーニングなど大量の計算を必要とするタスクや、言語モデルの推論や画像生成など高い処理性能を必要とするアプリケーションに対応し、リアルタイム性が求められる分野でも高速処理が可能。High-Power VRT」H100プランの仕様は、GPU「NVIDIA H100 SXM 80GB」1基、CPUコア数24基、メモリ240GB、一時記憶装置(NVMe)6.9TiB。料金(税込)は1時間990円、1日23,100円、月額385,000円。
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さくらインターネット は、法人様限定で「ハイパワーVRT」H100プランを最大100時間無料でご利用いただけるクーポンを提供する「ジェネレーティブAIフルパワー応援キャンペーン~NVIDIA H100が100時間無料~」を実施します。キャンペーン応募期間は8月22日まで。また、「ハイパワー」ベアメタルシリーズ「ハイパワーPHY」については、新型GPU「NVIDIA Blackwell」を搭載したサーバを準備中で、8月中旬にB200モデルの提供を予定しており、B200モデルの先行予約キャンペーンを実施します。また、既存モデル「H100」「H200」のオンライン受注も再開しており、「High Power PHY」シリーズ向けGPUリソースの供給はさらに強化される見込みです。
ソース ヤフー

