デジタルビジネスのための観測可能性プラットフォームを提供するNew Relic Inc.は、企業が膨大なデータを含む技術スタックやマルチクラウド環境における支出とROI(投資収益率)を最適化するために必要な洞察を提供するプラットフォームイノベーションを発表しました。その1つが「クラウドコストインテリジェンス」で、マルチクラウドのコスト動向やその要因、影響を詳細に把握できる新機能です。この機能により、ビジネスチームは現在および将来のクラウド投資について戦略的に取り組むことができます。また、New Relicは、データ取り込みの価値を最大化するための強力なルールエンジンとリッチなデータ可視化を提供する機能「Pipeline Control」も発表しました。
現在、多くの企業が複数のクラウドサービスを組み合わせたマルチクラウド戦略を推進しており、それらのクラウドプラットフォームの管理、セキュリティプロトコル、課金などが複雑化しています。さらに、ITとビジネス・オペレーションにおけるAIの活用は、クラウド・コストを指数関数的に増大させています。マルチクラウドとAIの時代には、テクノロジー・スタックも複雑化し、制御と最適化が困難な膨大な量のデータが生成されます。このようなエコシステムとデータ・パイプラインの可視性が欠如していると、過剰支出、誤った分野への支出、無駄、将来の予測不能なコストのリスクにつながります。
New RelicのIntelligent Observabilityに追加された新機能は、クラウドプロバイダー全体からの遠隔測定データの自動化された統一ビューを提供することで、企業がこれらの課題に対処することを支援します。リアルタイムな洞察とインテリジェントなレコメンデーションにより、企業は最も重要でコストのかかる2つの領域、すなわちクラウド環境とデータパイプラインを最適化することができます。その結果、これらの主要なコストセンターを完全に可視化し、継続的なROIを確保することができます。本日発表された新機能
クラウドコストインテリジェンスクラウドコストを最適化するために必要な知見を幅広い分野で提供します。
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クラウドコストインテリジェンスは ニューレリックのインテリジェントな観測プラットフォームにより、以下のことが可能になります:
Amazon Web Services(AWS)とKubernetesリソースのコストを包括的かつリアルタイムに可視化することで、技術チームとビジネスチームの両方がクラウド費用を可視化し、予測することができます。
ローンチ前に計画されたリソースのコスト見積りを実施し、社内調整のために洞察を共有します。
異常な支出パターンを特定し、関連チームに警告を発して迅速な解決を図ります。
ソース PRタイムズ