伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、コンテナと仮想マシンの共存を可能にするIT基盤「CUVIC CP+」の提供を開始します。第一弾として、お客様の運用環境に近い環境を構築・テストするクラウド型サービスを提供します。顧客はコンテナなどの実行環境を用意することなく、すぐにサービスの利用を開始することが可能。価格は月額75万円(税別)からで、本サービスと今年度中にリリース予定の本番環境基盤で3年間で20億円の売上を目指します。
また、国内データセンターを活用した「ホステッド・プライベートクラウド」が注目されており、データ保全、セキュリティ、個人情報保護規制、ガバナンスを確保しつつ、リソースの効率的な活用が可能です。
本サービスは、「CUVIC CP+」シリーズの第一弾として、コンテナと仮想マシンを同一のITインフラ上で同時に利用できるプライベートクラウド環境を構築し、システムのモダナイゼーション検証を可能にするものです。お客様の運用環境に近い環境をクラウドサービスで提供するため、ハードウェアやミドルウェアなどのITインフラを別途用意する必要がなく、新しい環境でのアプリケーション運用やコンテナ管理の検証を短期間で開始することができます。また、実際のアプリケーション運用を想定したコンテナや仮想マシンの管理・運用シナリオを作成することで、統合運用の効果や技術的課題を把握しやすくなり、段階的なシステム刷新やインフラ統合をより現実的かつ低リスクで進めることができます。
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AIを活用した次世代システム運用を、オンプレミス環境と同等の堅牢性を持つホステッド・プライベートクラウド上に実装し、障害予兆検知・予測により機密性の高いデータを扱うシステムの安定稼働を支援します。オプションでシステム移行支援サービスもご用意しています。
CTCは、10年以上にわたるホステッド・プライベートクラウドの運用実績と、クラウドネイティブ技術支援サービス "C-Native "で培ったRed Hat OpenShiftをはじめとするITインフラ構築の知見を活かし、本サービスを開発しました。今後の展開 CTC は、スモールスタートが可能な本番環境の提供や、仮想マシンからコンテナへの移行支援など、お客様のクラウドネイティブへのスムーズな移行を実現するためのサービスメニューを拡充していきます。
ソース CTC

