ヤマハ発動機株式会社ヤマハ発動機株式会社(ヤマハ発動機株式会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)による経営基盤改革の一環として、インフォマティカのマスターデータ管理(MDM)ソリューションを導入しました。)今回の発表は、インフォマティカ・ジャパンが行ったものです。. ヤマハ発動機 は、IT・デジタル技術・データを活用したビジネスへの変革、事業競争力の強化、ブランド価値の向上、“生涯ヤマハファン ”の創造を目指すDX戦略を推進しています。これまでは、拠点や事業ごとに異なるシステムを利用していたため、システムごとにマスターとなる情報項目や管理方法がサイロ化していました。また、各システムは緊密に連携していたため、あるシステムの変更が他のシステムに影響を与え、ビジネススピードの加速を阻害するリスクがありました。.
このような問題に対処するため、同社は管理項目の標準化とシステム結合の緩和を目的に、グローバルERP(統合基幹業務システム)を導入しました。その過程で、マスターデータのグローバル一元管理、黄金記録の管理と正確性の維持、各拠点のERPや他の業務システムへのデータ配信など、新たな課題が発生。そこで同社は、マスター情報の迅速な精度向上、流通の効率化、グローバル一元管理と各拠点への柔軟な展開が可能なシステムが必要と判断。特に、業界をリードするERPシステムとのスムーズな連携や、ゼロから開発した自社システムとの柔軟な連携は重要な要件でした。これらの点を考慮し、同社はインフォマティカの SaaS ベースの MDM ソリューションを選択しました。Informatica CLAIRE AI エンジンは、ドメインや部門にまたがるデータ資産を合理化、一元化、自動化し、包括的で文脈に沿った 360 度の可視性を実現します。このソリューションは迅速に導入できるため、MDM機能の迅速な立ち上げ、クレンジングとデータ品質チェックによる精度の向上、統合されたETL(抽出、変換、出力)データによる配信の合理化が可能です。.
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同社の小野豊人IT本部長は今回の導入について、「信頼性の高いマスターデータをグローバルに管理し、各地域のERPシステムと当社独自のスクラッチシステムを柔軟につなぐインターフェース基盤を構築します。この基盤により、経営の意思決定、予実管理、経営報告の高度化・迅速化に貢献するとともに、ERPの迅速な導入・保守による生産性の向上とコスト削減を実現します。これは、ビジネスの成長スピードを支える基盤の確立と、変化に強い組織づくりのための重要なステップであると考えています。“
ソース ヤフー

