新日鉄ソリューションズ株式会社 は、製造業、エネルギー業、運輸業など、製造・物流施設をお持ちのお客様向けに、デジタルツインソリューション「Geminant(ジェミナント)」の販売を開始しました。同ソリューションは、施設のオペレーション、メンテナンス、セキュリティ、ロジスティクスに関する情報を3Dデジタル空間に表示し、一元的に可視化するもの。
ジェミナント開発の背景
製造業、エネルギー業、運輸業などのお客様は、現場業務において以下のような課題やニーズをお持ちでした:
実情は行ってみないとわかりません。
現場で働いている人たちが見たこと、感じたことを、他の従業員やマネージャーとタイムリーに共有したいと思っています。
現場の稼働状況を可視化し、時間や場所を問わず、誰もが理解しやすい形で共有したいと考えています。
検査やトラブルシューティングなどの記録の検索性を向上させ、データや記録をより使いやすくしたいと考えています。
日々の業務管理やトラブル対応の際、複数のシステム画面で情報を確認する煩わしさから解放されたいものです。
ベテランの暗黙知やノウハウを、過去・現在・未来と時系列で管理し、次世代に継承していきたいですね。
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ジェミナントは、こうした課題やニーズを解決するため、2023年から製品企画を開始し、データの時系列管理や現場の見える化を主な機能として、異なる業務プロセス間(工事⇔メンテナンス、機械⇔電気、本社⇔工場など)のデータ統合・共有を実現する製品の開発を目指します。複数の顧客とのPoCを通じて機能を拡充し、販売を開始。
ソース 日本スチール