アレスマネジメント株式会社 は、データセンター投資ファンド「Japan DC Partners I LP」(JDC I)の最終クローズを発表し、約 $24 億円(3,500 億円)のエクイティコミットメントを獲得しました。本ファンドは、AIやクラウドサービスの需要急増に伴い、急速に拡大する日本のデジタルインフラ分野への重要な一歩となります。
JDCⅠは、世界有数のデータセンター・ハブとして東京を位置づけ、合計約240メガワット(MW)のIT負荷に対応する3つの主要データセンターの開発に資金を提供します。これらの施設は、再生可能エネルギーや低水量冷却システムを取り入れ、高い環境基準に基づいて建設される予定です。
エイダ・インフラストラクチャーは、アレスの垂直統合型グローバル・データセンター・プラットフォームです。GCPインターナショナルとの取引を通じて買収されたエイダは、複雑なデータセンター・プロジェクトに精通した70人以上のスペシャリストを擁しています。
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このファンドの主な支援者には、約13億円の投資を行うカナダ年金プラン投資委員会(CPPインベストメンツ)や、GCPの元大株主であるGLP Pte Ltdなどが含まれます。アレスは、日本の不動産と物流における既存の実績を活用して、デジタル・インフラ市場でのプレゼンスを拡大し、投資プラットフォーム全体の相乗効果を活用する計画です。