SCSK株式会社 は、同社のノーコード開発サービス「CELF(セルフ)」を拡張し、ジェネレーティブAI機能を搭載した「CELF AI(セルフ エーアイ)」の正式版の提供を開始します。2025年3月より約30社でジェネレーティブAI機能を搭載した「CELF AI」β版の実証実験を行った結果、OCR(画像をテキスト化する技術)やRAG(検索補強生成)機能を強化し、アンケート分析や問い合わせメール返信の自動化など現場業務の効率化を実現。
セルフは、マクロや高度なプログラミングなどのIT知識がなくても、IT技術を活用して効率的に業務を改善できるようサポートしてきました。近年、ジェネレーティブAIの急速な進化により、その可能性はさらに広がっています。Excel感覚で操作できる「CELF」にジェネレーティブAIを搭載することで、これまで以上に企業の業務効率化に貢献できると判断し、2025年3月にジェネレーティブAI機能を搭載した「CELF AIβ版」をリリースし、お客様のニーズ把握を目的とした実証実験※を実施しました。
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今回の実証実験には、製造、不動産、IT、流通など幅広い業種から約30社が参加し、実際の業務に即したユースケースを検証しました。その結果、社内外の膨大な文書から必要な情報を瞬時に抽出する「RAG機能」や、紙文書やスキャン画像、PDFから文字情報を自動で読み取る「OCR機能」に対するニーズが特に高いことが明らかになりました。これらの機能をさらに強化することで、より幅広い業種のお客様の業務効率化ニーズにお応えすることが可能となり、このたび正式版をリリースする運びとなりました。
ソース PRタイムズ