NECプラットフォーム FPGAを用いたリアルタイム性能に優れたAIアクセラレータデバイスの開発を短期間・低コストで支援する「Compact Box Controller AMD Embedded+モデル」の開発キットを発表しました。
本製品は、低消費電力、小型、長寿命に適したエッジプラットフォームとして、小型ボックス型コントローラのラインアップに加わります。
本開発キットは、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ社より国内初の認定を受けたAMD Embedded+アーキテクチャを採用したマザーボードを搭載しています。AMD Embedded+アーキテクチャは、AMD Ryzen™エンベデッドプロセッサーとAMD Versal™ AI EdgeシリーズアダプタブルSoCを1枚のボードに搭載しており、AIアクセラレーターデバイスの開発期間を短縮し、市場投入までの時間を短縮することが可能です。また、このキットには拡張ボード・コネクターが搭載されており、低コストで特定のインターフェースを追加することができます。
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また、開発キットに加え、AIアクセラレータデバイスに必要なFPGAの開発を支援する独自のサポートパッケージの提供も開始し、FPGA利用のハードルを下げ、開発期間の短縮に貢献します。
近年、社会的な課題を背景に、AIを活用した自動化・省力化の動きが加速しています。特に、医療、産業、モビリティなどのミッションクリティカルな分野では、センサーやAIコンピューティングの処理・応答の遅延を最小化するエッジデバイスが不可欠です。また、エッジデバイスの中でも、リアルタイム性能に優れたFPGAを用いたAIアクセラレータデバイスのニーズが高まっています。しかし、特定のアプリケーションに最適化された高性能なAIアクセラレータデバイスを開発するには、FPGAの高度な設計技術に加え、試作や検証などの工程が必要となり、初期開発コストや実用化までのリードタイムが高くなります。
ソース PRタイムズ

