JTP 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモは、ジェネレーティブAIのビジネス活用を支援するサービス「Third AI Generative AI Solution」にディープリサーチ機能を追加したことを発表しました。Third AI Generative AI Solution」は、ジェネレーティブAIの利用環境を提供するサービス。ユーザー企業が契約するシングルテナント型のクラウド環境に生成AIアプリケーションをインストールすることで、高いセキュリティを確保するとともに、SaaSとして開発されているため、定期的に最新機種へのアップデートや新機能の追加、セキュリティの強化が行えるメリットがあるとのこと。
また、あらかじめ連携させた組織内のデータをもとに、ユーザーの検索意図に合った回答を生成する機能や、組織内での利用を促進するさまざまな拡張機能も用意されているといいます。今回の機能強化では、インターネット上の最新情報を効率的かつ的確に検索・分析できる「ディープリサーチ」機能を実装。AIは、生成に必要な観点をユーザーに問いかけることで、生成結果をユーザーの求める答えに近い形でレポートとして出力します。AIは、複数のウェブ検索を自動的に繰り返すことで、より網羅的で詳細な情報を収集し、特に直感的な検索が難しく、多くのウェブサイトを参照する必要があるニッチな情報の発見に威力を発揮すると言われています。
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例えば、ビジネスに必要な調査・分析に「ディープリサーチ」機能を活用することで、インターネット上の情報を素早く参照し、多角的な視点に基づいたレポートを素早く作成することができます。また、自動Web検索を繰り返すことで、ビジネスの意思決定に関わる潜在的な市場ニーズを掘り起こすことが可能です。また、レポート作成の過程で、AIが検索・分析した履歴を「アクティビティ」として確認できるため、透明性・納得性の高い結果を得ることができます。
ソース ヤフー