NTTデータグループ会社 日本電子計算株式会社株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモは、株式会社NTTデータと共同で提供するAIエージェントプラットフォームサービス「つなぎAI」の機能強化を発表しました。プラグイン機能や外部システム・アプリケーションとの連携を可能にする新機能を追加し、10月下旬より提供を開始します。"つなぎAI "は、LangGeniusのLLM(大規模言語モデル)アプリ開発プラットフォーム「Dify」と、日本電子計算株式会社およびNTTデータの日本企業向け独自機能を組み合わせたSaaS型のAIエージェントプラットフォームサービスです。ユーザーは、自社の業務プロセスに合わせたワークフローを作成し、各プロセスの根拠や実行ステップを「プロセスエージェント」として閲覧することで、高い透明性と業務の効率化を実現します。
今回の機能強化では、「つなぎAI」の基盤プラットフォームである「Dify」のバージョン1に対応。これにより、プラグインの導入やMCP(Model Context Protocol)クライアント機能との連携が可能となり、これまで困難であった複雑な業務プロセスの自動化や高度なAIエージェント連携が容易になります。また、小規模な導入を検討している企業向けに、10ユーザーで年間96万円から利用できる「ベーシックプラン」を新たに導入。役割権限、認証・認可、多要素認証などのセキュリティ機能を標準装備しながら、シンプルな機能で導入しやすくなっています。ベータ版は10月下旬より提供を開始し、正式版は12月にリリース予定。
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ベーシックプランでは、12月までに利用を開始する企業を対象に、通常12ヶ月契約のところ、3ヶ月プランを24万円から提供する「ベーシック有料PoC」キャンペーンを実施。また、11月末までに利用を開始した場合は、初月を無料とするキャンペーンも実施。さらに、今後も「つなぎAI」の機能・利便性の向上を図っていく予定で、機能拡充の一環として、RPAソリューション "WinActor "との連携機能を展開する予定です。これにより、「つなぎAI」を通じたRPAシナリオの作成が容易になるほか、シナリオ実行時のエラー処理をAIがサポートできるようになります。
ソースヤフー

