富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:東瀬 エドワード、以下「富士通」)と、AIを活用した医療画像処理と予防医療を提供する日本エイサー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:詹 國良、以下「日本エイサー」)は、ポイント制の健康増進保険コンセプトの共同開発を発表しました。本サービスは、エイサー・メディカルが開発したAIを活用したスマートフォンアプリを活用し、FIGのシニア向け体操プログラムをデジタル化するものです。
FIGは、「高齢社会対策ワーキンググループ(ASWG)」を通じて、後期高齢者の虚弱予防を目的としたシニア向け体操プログラムを提供し、健康的な加齢の促進を目指しています。今回のコラボレーションでは、エイサー・メディカルがこのプログラムをデジタル化したスマートフォンアプリを開発しました。このアプリは、エイサー・メディカルが開発中のaiGait powered by Uvanceを活用したもので、富士通が提供するAIテクノロジー&ソリューションの高度な骨格認識AI技術を組み込んだソリューションであり、関連する疾患を早期に発見するためのリファレンスとして機能します。ユーザーはFIGのASWGが推奨するエクササイズを行い、アプリはその動きをカメラで撮影し、フォームだけでなく筋力や可動域を分析し、エクササイズが正しく行われているかを評価します。これらの評価に基づいて、アプリは各ユーザーに適したエクササイズ・ルーティンを提案します。
3者は、2025年10月23日から10月24日まで、ジャカルタで開催される第53回世界体操競技選手権大会において、現地のシニアがアプリを体験できるフィールドトライアルを実施します。
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さらに、3社はポイント制の健康増進型保険を開発します。このサービスでは、アプリでの運動評価や健康診断の受診をポイント化し、保険料の割引などに利用することができます。参加保険会社は後日決定。
この取り組みを通じて、FIGは、シニア向けの体操プログラムの普及を促進し、ASWGが構想する「スポーツを通じた健康寿命の延伸」への貢献を加速させることを目指しています。この保険サービスの最初のターゲットは、全世界で3,000万人と推定される体操競技の参加者です。 図の「Gymnastics for All」スポーツプログラムに貢献します。FIGはまた、世界保健機関(WHO)の「認知症に対する公衆衛生上の対応に関する世界行動計画」にも貢献します。
富士通は、高度な骨格認識AI技術を通じて、高齢者の健康増進に貢献します。さらに、社会的課題に取り組むビジネスモデル「Uvance」のもと 富士通 ユヴァンス・パートナーズは、データとAIを活用したデシジョンインテリジェンスによる高度な健康管理サービスを実現し、人々の幸福を増進するために、ユヴァンス・パートナーズとの共創を続けていきます。
エイサー・メディカル 日本エイサー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:詹 國良(ボブ・セン))は、高齢化社会における予防医療やスマートヘルスケアの需要の高まりに対応するため、aiGaitの異常歩行パターン検出機能を強化することを発表いたします。エイサー・メディカルは、立ったり、座ったり、歩いたりといった日常的な動作を価値ある臨床的洞察に変換します。その目標は、介護者や臨床医が微妙な変化を早期に発見し、タイムリーな介入を可能にして患者の転帰を改善することです。
ソース グローバル富士通

