株式会社ブレインパッドは1月28日、同社の100%子会社として「株式会社ブレインパッドAIエージェント」を設立し、AIエージェントに関する新規事業を開始することを決議したと発表。
当社グループは、2004年の創業以来、「データ利活用の推進による持続可能な未来の創造」を企業目的に掲げ、中期ビジョンとして「呼吸するようにデータが活用される社会の実現」を掲げ、幅広い産業分野の企業活動や人々の生活にデータ利活用が浸透する世の中の実現を目指しています。
当社グループでは、近年急速に発展しているジェネレーティブAIの特徴を、人間から一定の情報を学習し、人間の意思決定を支援するアシスタント型(支援型)と、状況や条件を考慮して複雑なタスクを自律的に実行するエージェント型(自律型)に分け、新たなビジネスチャンスを模索してきました。当社は、日本におけるデータ・AI活用のパイオニアとして、また、過去のビッグデータ・AIブームで経験した課題を踏まえ、単なるジェネレーティブAI技術の普及にとどまらず、直接的かつ根本的な課題解決につながる新たなビジネスチャンスとして、「自律型AIエージェントの活用」を選択しました。
新設する子会社は、グループ内において、自律型AIエージェントサービスを開発・提供するサービス開発会社と位置づけ、既に発表している「ブレインパッド アノテーションエージェント(※1)」を皮切りに、順次サービスを拡充していく予定です。また、単にAIエージェントを開発・提供するだけでなく、時代を先取りし、AIエージェントの普及を阻害するボトルネックを解消するサービスを提供していきます。
当社グループは、AIエージェントの基盤はデータであると考え、これまで培ってきたデータ活用技術を新子会社に注ぎ込みます。グループ各社との事業シナジーの創出やサービスの拡充により、AIエージェント事業をグループ全体で数十億円規模の事業に成長させ、同事業を通じて日本の人手不足解消や生産性向上に貢献してまいります。
ソース ブレインパッド