NTTグループの日本情報通信株式会社(NI+C)は、株式会社千葉銀行様の顧客One to Oneマーケティングを実現する新たな「分析・マーケティング基盤」の構築を支援しました。
本システムの構築は、新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区:本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置和彦:新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置和彦、以下「NSSOL」といいます。)
2025年3月21日にサービスを開始した千葉銀行の「分析・マーケティングプラットフォーム」は、データソースの分析から効果測定までのマーケティングPDCAを加速させることで、お客さま一人ひとりに合ったOne to Oneマーケティングを推進することが期待されています。
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近年、デジタル化の進展に伴い、お客さまのニーズや行動パターンが多様化しています。千葉銀行では、こうした変化に対応し、お客さま一人ひとりに合った金融サービスを提供するため、「One to Oneマーケティング」の取り組みを積極的に推進しています。
今回構築した「分析・マーケティングプラットフォーム(以下、本プラットフォーム)」は、分析データを一元的に集約するプラットフォームとしてクラウドデータプラットフォーム「Snowflake(スノーフレイク)※1」を採用し、顧客データ活用サービス「トレジャーデータCDP※2」と連携させました。本プラットフォームでは、預金口座等の従来のデータに加え、アプリやメール等の顧客行動データを集約します。本プラットフォームを活用することで、マーケティング施策の一元化、顧客データ分析によるターゲティングの絞り込み、最適なアプローチチャネルの選定が可能となり、千葉銀行の "One to Oneマーケティング "の強化を支援します。
プラットフォーム構築にあたっては、金融機関向けに数多くのデータウェアハウス(DWH)やデータマート(DM)を構築してきた実績から培ったデータモデリングのノウハウを応用。ユーザー部門がマーケティング強化のために自由にデータにアクセスし活用できる「民主化セクション」と、上流システムからのデータを正確性・一貫性など高い品質で維持する「ベースセクション」に分けることで、中長期的な変化に強い分析・マーケティング基盤を構築しました。
NI+C は、Eメール、ウェブ、ソーシャルメディアなど、さまざまなチャネルに対応した顧客データプラットフォームを構築しています。これにより、お客さま一人ひとりに最適なチャネルを活用したシナリオを実現することが可能になりました。*また、NI+Cは、NSSOLとともに、リリース後の千葉銀行内での円滑な運用を実現するため、行員向けの研修を実施し、推進基盤づくりに貢献しました。 千葉銀行のデータ利用。
ソース NIandC