企業AIを強化する「AIナレッジデータプラットフォーム」を提供するヘルプフィール株式会社は、シリーズEラウンドの第1回クローズにおいて、投資家であるグローバル・ブレイン株式会社、SMBCベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社、JPインベストメント株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額26億円を調達しました。これにより、調達総額は59億円となりました。
今回調達した資金は、AIの精度と信頼性を向上させる「AIナレッジデータプラットフォーム」の本格展開と、複合的なサービス開発を推進し、企業ナレッジの活用を加速させ、競争力を向上させるために活用します。
資金調達の背景
ジェネレーティブAIや大規模言語モデル(LLM)の登場により、AIの社会実装は急速に進んでいますが、見落とされがちなのが、"AIがどのような根拠に基づいて意思決定を行うのか "という視点です。AIはモデルやアプリケーション単体では機能せず、どのような答えを導き出すかの参照情報、つまり正確に整理された知識データが必要です。
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生成型AIや検索連動型AIが企業内外で活用されるようになり、ナレッジデータはまさに企業の "情報インフラ "と言えます。しかし、日本企業のナレッジデータ整備は欧米企業に比べ遅れていると指摘されています。ジェネレーティブAIによる的確な回答や、検索エンジンでの企業情報の表示最適化を実現するためには、社内のナレッジを構造化し、AIが読み取れる形に整える必要がありますが、本格的に取り組んでいる企業はごく少数です。
ヘルプフィールは、現在までに700サイト以上、45%の上場企業(グループ含む)への導入実績を持ち、企業内外のFAQやナレッジ共有ツールを通じて、様々な業界のナレッジ活用に関する知見を培ってきました。現在は、このナレッジをさらに発展させ、AIがより正確かつ強力に機能するための基盤となる「AIナレッジデータプラットフォーム」の構築に挑戦しています。
この「AIナレッジデータ」は、AIの正確性と信頼性を支える基盤であり、企業が競争力を維持するために必要不可欠なものです。 ヘルプフィール は、これまで培ってきた知見を活かし、今後大きな成長が見込まれるこの分野をリードし、日本企業のAI活用をさらに推進するため、新たな資金調達を実施しました。
ソース PRタイムズ

