NTTドコモ・ビジネスは、AIを活用したデジタルインフラの需要拡大に対応する新たなネットワークサービス「docomo business APNプラス powered by IOWN」の提供を開始しました。10月1日より提供を開始する本サービスは、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)コンセプトのAPN(All-Photonics Network)技術を採用。AI時代に対応した広帯域、低遅延、安定した通信を実現します。
このプラットフォームは、オンデマンドの帯域幅スケーリングを提供します。これは、AIワークロードや自律型AIエージェントがさまざまなトラフィックを生成するのに合わせて、企業がネットワーク容量を変更するのに役立ちます。10Gbpsから800Gbpsまでの固定料金オプションを提供。最大1.2Tbpsまで拡張する計画もあります。また、NaaS(Network-as-a-Service)モデルも特徴です。これにより、ポータルやAPIを通じて帯域幅を簡単に調整できます。この柔軟性はコンテナ型データセンターにも有効です。また、AIのトレーニングやプライベートデータの運用によく使われるGPUクラスタにも適しています。
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NTTドコモ事業 は、大容量コネクティビティと柔軟なソフトウェアを組み合わせています。これにより、AIに特化した新しいICTプラットフォームのための適応力のあるネットワークバックボーンが構築されます。これにより、産業の成長が促進され、より独立した分散型のデジタル・エコシステムが構築されます。

