NECは、ネットワーククラウド型統合管理サービス「NetMeister Prime」に、NECの生成型AI「cotomi」(注2)をはじめとするAI連携機能を統合した新サービス「NetMeister Prime Plus」の提供を開始すると発表しました。
近年、リモートワークの増加やゼロトラストネットワークの普及に伴い、企業ネットワークは大規模化・複雑化しており、サイバーセキュリティの脅威は増加の一途をたどっています。
また、ワイヤレスファースト(注4)化が加速する中、ネットワーク運用部門に寄せられるWi-Fiトラブルの問い合わせや報告も増加しています。その一方で、高度なスキルを必要とするネットワーク運用エンジニアは不足しています。そのため、人材確保や運用業務の効率化が企業や自治体の課題となっています。
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本サービスは、クラウドからブラウザベースでネットワーク機器を一元管理できる既存サービス「NetMeister Prime」に、NECの高速・高機能な日本語生成AI「cotomi」と、SDN(注5)の構築・運用・保守で培ったネットワーク運用ナレッジを組み合わせ、無線LANネットワーク機器(UNIVERGE QX-Wシリーズ)のトラブルシューティングを支援する新たなAI連携機能を提供するものです。
AIチャット」機能では、NECのネットワークサポートの経験やノウハウから得た技術情報やナレッジのデータベースと、新たに追加したトラブル発生時の「端末接続解析」機能から得た端末情報をもとに、「cotomi」が対話形式のチャットで具体的な解決策を提案します。(注6) これにより、従来手作業中心であったネットワークの運用・保守をリモート環境から迅速かつ的確にトラブルシューティングできるようになり、ネットワーク運用者の作業時間を短縮し、ネットワークの安定運用に貢献します。また、AIの活用により、高度な運用スキルに依存しない運用システムの実現にも貢献します。
NECは、今後もAIを活用したネットワークにより、企画・提案から保守・セキュリティまで、ネットワークのライフサイクルを通じた事業者の自己解決を支援し、お客さまへの対応工数の削減と効率的かつ安定的なネットワークの実現を目指します。無線アクセスポイントのトラブルシューティング機能の提供はステップ1とし、順次サービス範囲を拡大していきます。
NEC は、「ビジネスモデル」「テクノロジー」「組織・人材」の3つの軸で、戦略立案コンサルティングから導入までを含むDXのエンド・ツー・エンドサービスを提供しています。さらに、従来のSIerから「バリュードライバー」への進化を目指し、価値創造モデルを「BluStellar」(注8)として体系化。最先端の異業種知見と洗練された最先端技術でビジネスモデルを変革し、社会課題・顧客経営課題の解決につなげます。
ソース PRタイムズ