核融合燃料サイクル 株式会社カナディアン・ニュークリア・ラボラトリーズと京都フュージョニアリングのパートナーシップであるFFCは、CA$2千万ドルの融資を受けました。その 国際協力銀行 (JBIC)と MUFG銀行 はUNITY-2プロジェクトに資金を提供しました。UNITY-2は世界初の完全に統合された核融合燃料サイクル試験施設です。UNITY-2は、将来の核融合発電所のための技術を開発・試験するための実環境を作り出すことを目的としています。
今回の資金提供は、カナダと日本がいかに緊密に協力しているかを示すものです。両国の目的は、長期的な脱炭素化の鍵となる核融合エネルギーの推進です。UNITY-2は、カナダのトリチウム技術と日本の一流の熱管理技術を融合させたものです。このパートナーシップはイノベーションの推進を目指します。また、新たな核融合サプライチェーンにおける両国の強化にもつながります。
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このイニシアチブは、クリーンエネルギーと経済成長に対する国家的な後押しを示しています。先進的な製造業、技術輸出、高スキルの雇用を促進するのが狙い。また、国際的な企業に核融合燃料サイクルのコンポーネントをテストする機会を提供します。今回の融資により、FFCは、拡大する世界の核融合エネルギー市場において、知識を共有し、国境を越えて協力するための重要な拠点となります。

