チトセバイオエボリューションPTE.LTD.は、このたび第三者割当増資を実施し、総額73億円を調達いたしましたのでお知らせいたします。
今回の資金調達額は、これまでの調達額31億円に加え、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社トッパンホールディングス、日本精工株式会社、ジャフコ・アジアS-8ファンドシリーズ、三井住友信託銀行株式会社、他1社が引受先となりました。さらに、Mers Line Pte.Ltd.より追加出資を受けました。Ltd.グループからの追加出資もあり、今回の調達総額は42億円となり、当初目標の30億円を大きく上回る73億円となりました。
チトセグループは、人類が千年先まで豊かに暮らせる未来像を描き、石油産業に代わる光合成による新産業の構築を目指す「MATSURIプロジェクト」を推進しています。燃料、食品、化粧品、化成品、飼料など幅広い分野で藻類バイオマス由来製品の社会実装を実現するため、業種や立場を超えて様々なプレイヤーと連携しています。
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脱炭素化や持続可能なものづくりへの社会的期待が急速に高まる中、チトセグループでは、「MATSURIプロジェクト」をはじめ、バイオエコノミーの拡大に向けた様々な取り組みを推進しています。今回調達した資金は、AI技術を駆使した発酵生産プロジェクトや、独自の技術で世界のバイオ医薬品の製造プロセスを飛躍的に向上させる新たな細胞株開発プロジェクトの推進に活用します。
千歳グループ も2027年度のナスダック市場への上場を目指しています。上場前の資本強化のため、100haの藻類生産施設の建設準備を含め、2025年度からさらなる大型資金調達を計画しています。
ソース PRタイムズ