エネルギー貯蔵のイノベーターであるGelion plcは、TDK株式会社と提携しました。TDKは日本に本社を置くトップクラスの電子機器・電池メーカー。従業員数は10万人以上。アジア、欧州、米州に大規模な製造拠点を有しています。TDKは自動車、産業、民生技術などさまざまな業界にサービスを提供しています。
TDKとGelionは、長年にわたり電池技術の開発で提携してきました。今回、TDKはGelionの硫黄電池用正極活物質(CAM)を使用します。Gelionは、マックス・プランク・コロイド・界面研究所(MPI)と提携し、この研究をサポートします。この共同研究では、大判の商業用パウチセル試作品の製造、さまざまな用途での性能評価、TDKの試作ラインへのCAMの統合に重点を置きます。
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このパートナーシップは、高出力で長寿命の電池セルの開発リスクを軽減するとともに、次世代モビリティ、航空、エネルギー貯蔵市場向けに硫黄電池プラットフォームを試作品から商用化準備段階に進めるというGelionの戦略的目標を支援するためのものです。 ジェリオン は、実験室規模の材料生産を開始します。 TDK株式会社 長野工場でパウチ電池の試作を開始し、今後1年以内に電池セル製造の試作ライン認定を目指します。

